1.グループ内傭車とは
受注部門と実際に運行する部門が違う場合、受注部門から運行する部門の傭車扱いとしたい場合、グループ内傭車として取り扱うことができます。
スマートトラックではグループ内傭車として登録された傭車運行の場合は、傭車先として指定された部門の自車運行データを自動的に作成します。
例)荷主:荷主A 受注部門:本社営業所 運行:北九州営業所 の場合
- 通常の場合
荷主を荷主Aとする本社営業所もしくは北九州営業所の自車運行として登録 - グループ内傭車の場合
荷主を荷主Aとする本社営業所の北九州営業所への傭車運行として登録
荷主を本社営業所とする北九州営業所の自車運行として登録
2.グループ内傭車を利用するための設定
グループ内傭車機能を適用するためには部門マスタ、取引先マスタへ事前の設定が必要となります。
この設定は、受注部門および傭車先となる部門両方に必要となります。
部門マスタ、取引先マスタの設定
部門マスタにグループ内傭車 取引先コードを設定し、取引先マスタとの紐づけを行います。
取引先マスタへ該当する部門を登録していない場合はまず取引先マスタに登録してから部門マスタに設定してください。
3.グループ内傭車にするには
- 受注・運行データの作成画面で、傭車先に運行部門(2で設定した取引先)を選択します。
- 保存をすると、グループ内傭車の場合は右上にグループ内傭車のデータが自動作成されたというポップアップが表示されます。
- 傭車先として指定した部門に自車運行のデータが自動的に作成されます。
- 1で受注部門として設定した部門が荷主として設定されます。
- 1で傭車先として設定された部門が受注部門として設定されます。
- 1で傭車料、傭車通行料として設定した金額が、運賃、通行料等として登録されます。
- 発着日発着地、受注、請求日、品目は引き継がれます。
- 備考欄に【自動生成】の文字が入ります。
- 運行する車両情報は未設定となりますので、忘れずに設定してください。




